忘己利他(もうこりた)

もうこりた

なんか覚えやすい四字熟語じゃありませんか。。。

いいかげんもうこりたよと

忘己利他の生き方を進めていこうと思います!(笑)

 

天台宗の開祖、伝教大師は「発し難くして、忘れ易きは善の心なり」と説かれ、

善の心を実践しようとする時「忘己利他」の心を持てと説かれています。

人と共に取り組む共同性が大切になります。人と共に目的に向かう、人と共に喜び合う、

人と共に難しさを工夫する、人と共に力を尽くす。

これらに叶うのが善の心です。

http://www.tendai.or.jp/houwashuu/kiji.php?nid=133

 

善の心とは、決して独りよがりの心ではありません。

道元禅師の次の一節にも通じるものがあります。

 

仏道をならふというふは、自己をならふなり。
自己をならふといふは、自己をわするるなり。
自己をわするるといふは、万法に証せらるるなり。
万法に証せらるるといふは、自己の身心および他己の身心をして脱落せしむるなり。

 

自己他者の区別がとれたとき、それを悟りと呼んでもよいのでしょう。